2020/05/20
コーヒーを淹れる時に道具は何を使っていますか? また、お店でコーヒーを頼んだ時にどんな方法で淹れてもらっているでしょうか。
色々と道具や方法はありますが、コーヒーの抽出方法には大きく分けて2つの種類があります。
それは、
・浸漬法(しんしほう)
・透過法(とうかほう)
です。
その2種類の方法を簡単に説明します。
コーヒーの粉をお湯に漬けて、一定時間おいて成分を抽出する方法です。
主な道具として、
・サイフォン
・フレンチプレス
・水出しコーヒー
が挙げられます。
メリタ式のドリッパーは穴が1つだけで、お湯と接する時間が長いのでこちらに分類されたりもします。
他のコーヒー用具のブランドでは「ドリッパー」と表記されているのがほとんどですが、メリタは「フィルター」と表記されているのもこの理由だとか。
コーヒーの粉にお湯を通過させる方法です。
主な道具として、
・ペーパー、金属フィルタードリップ
・ネルドリップ
・エスプレッソ(※)
が挙げられます。
エスプレッソに関しては、お湯を通過させて抽出する点は透過法なのですが、圧力を加えたりとほとんど別物なので分けて考えた方が良いと思います。
浸漬法と透過法を合わせたような抽出方法もあります。
主な道具として、
・エアロプレス
・アメリカンプレス
が挙げられると思います。
どちらもコーヒーの粉をお湯に浸してから、圧力をかけて抽出するので、
浸漬法 → 透過法 のような流れになります。
コーヒーを淹れるだけなのですが、実はこれだけ色々な道具・方法があります。
見た目の違いはもちろん、浸漬法・透過法によって味の感じ方や、香りの方の違いを楽しむことができたりもします。
もし可能ならば自分で試して、難しければお店で飲む時に少し意識してみると面白いですよ。
この記事を書いた人
おぎもと かずき
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